2005年6月30日 木曜日
桃を買いに行きました、スーパーに。
でもこぎれいな桃しかなくて、しかも4つで1パックとかなので
やめました。
もっと傷みきった、黒ずんでるような桃が欲しかったのです。
清潔感と店員の明るい声が飛び交うスーパー内の桃でなく、
駅前の通りで怪しく売られてるような一個売りの桃が。

理想の桃GET。
桃ってすごいいい匂いなんですよね。
食べる前にしばらく皿の上に置いておくと、部屋中に香って
食べるのがもったいないくらいでした。
結局食べましたけど。それが昨夜の話。
今はお客さんから頂いた、うさぎやのどらやきを食べてます。美味しいー

「ソメイヨシノの桜桃が美味しくて病み付きになっています」と
お客さんから絵ハガキをいただきました。
「桜桃」って書くくらいだから、桜の実には間違いないんでしょうね。
6月のはじめ頃、桜の木の下によく黒い粒が落ちてるよ、と。
来年の同じ時期には気をつけてみてみよう。
絵ハガキの表は富士山を砂走りで下山している人たちの写真。
もう7月、富士登山もできるシーズンなんですね。
私も一度須走り口から砂走りに挑戦して下山した事があります。
「やめられない、とまらない」とはあのことを言うのでしょう。
走りながら、「今私、マンガのひとコマみたいなんだろうな」って思いながらすべってました。
でも気持ちよかったなー
この夏はひとつくらい、身体を動かすことをしてみたい気分です。

2005年6月28日 火曜日
ものすごい偶然が重なる事が多い今日このごろ。
「姫たけ」という筍を持ってきてくださったお客さんが
「この本に私、載ってます」と持参してくださった「編物野郎」という本、
「あれ?その本、うちの在庫にあるんですけど・・・」と店の棚からその同じ本をとりだして
びっくり。天宮良が好きだから、(表紙になってる)という理由で仕入れた記憶がある。
こんなマイナーの中のマイナー、な本をこんな小さな店内でお互い手に持ち、
しばらく笑いがとまりませんでした。
「こういうことってあるんですねー」って。
同じくその男性のお客さんが、編み物を趣味を超えて仕事の範囲でたしなんでらっしゃる、
というのも意外でしたが。
前回いらっしゃった時は、吉本隆明と小林秀雄にかぶれてた話をしてくださったけど、
「梨木香歩の西の魔女が死んだ、の世界を編み物で表現する展示会をやったことがある」
というのにとても興味を持ちました。どんなデザインだったんだろう?

昨日、「夢に知ってる人が出てくる時ってなにかの暗示だと思います?」と
お客さんに突然聞かれ、丁度前の夜に夢に出てきた人の事が気になってたところだったのでドキッと
したのですが、それから今朝は今朝で、あるお客さんの顔がパッと頭に浮かびました。

そしたらそのお客さん、夕方やってこられました。
私より大分年上の女性なのですが、いつも快活でとても魅力的な方です。
今までも何度かあるのです。ふと顔が浮かんだお客さんが、その日に来店される、というケースは。
そしたらそのお客さんから「最近、山桃のたくさんある場所に行ったから写真とってきた」と
コピーした紙をいただきました。そこには一面の山桃の鮮やかな赤、
「最近桃がキーワードの映画を見たところなんですよ」と驚きを隠せない私がいました。
お互いに共時性についての話でしばらく延々と盛り上がりました。
このところの連鎖反応はなんだろう、とりあえず明日は桃を食べよう。
また新たな何かにつながっていくかな?

あるお客さんのブログでこのお店を紹介してくださったのですが、
夜のお店(ここ)ってこんなに良い雰囲気なの?と感じました。
素敵な写真ばかりです。桜桃忌の墓前の様子の写真もありました。
こちらからも紹介させていただきますね。

2005年6月27日 月曜日
下北沢から歩いて来ました、という女性のお客さんあり。
「カフェをはじめたい人の本」を読んで、ここのお店を知ったとのことで、
「みゆきさんに会いたくてやってきました」と開口一番に。
とりあえず座って冷たいお茶を、と汗でグッタリしたいる彼女を促すと、
「みゆきさん、この本の写真の方が若いですね」と。ここで爆笑!
いやいや、表裏のない若い子ダイスキですよー

気が付くと彼女、手に新聞記事を持っている。
「ここまで辿り着くまでに何度か道を聞いてきたら、
たまたまこの記事を持ってる人がいて、くれたんです」と。
それはまさに私が買い忘れた6/16のスポーツ報知の記事でした。
予想通りほんの少しだけど、店の名前と地図が掲載されたもの、目にできて良かった。
「良かったらどうぞ」と記事をいただいてしまったし。

その彼女は実に正直で気持ちのいい人で、自分もいつかお店を持ちたい、という夢と
だけどなかなかうまくいかない現実を語ってくれました。
18歳になった時、お父さんが「これを読め」と太宰の「人間失格」をくれたんですって。
「それまで活字なんて、本なんてまったく興味がなかったのに、ものすごくひきこまれた本で、
大切な1冊です」と見せてくれたカバーなしのその文庫は、もうほとんどボロボロになっていました。
でも、やっぱり伝わってくるものですね、なんかジーンときたんですよ、その文庫見た時。
で、その文庫の一番後ろのページにうちの店の住所と電話番号と私の名前が書かれていました。
歩いてここまで来る途中、何度も道がわからなくなったみたいだけど、
この6/16のうちの店の記事持ってる人に道を聞くなんて、そしてその記事をここに導いてきてくれるなんて、
これは、なんとなくあれですよ、あれ。「太宰引力」ってやつですか?(なんだろ、それ)
いや、彼女の実力ですね。

ストレートに「本を読んでからものすごくみゆきさんに会いたくて、会いにきたんです」
と言ってくれた時、嬉しかったですよ。
なんだか近頃、素直に気持ちを言う、みたいなシンプルな事が難しくなったりするような
微妙なお年頃?期間だったので、なんだか脱皮できたかんじです。
強い思いを持って、それが例え小さな事でも行動していく、っていう店開いた頃の自分を思い出したり。
暑い中、歩いて歩いてゴールした今日の事を思い出しながら、自分の店をいつか開いてほしいですね。
応援してますよ。

2005年6月25日 土曜日
金木の生誕祭からお帰りになられた長田さんが来店。
1週間以上も滞在されていたようなので、かなりお疲れではないかと心配でしたが、
お顔色はとても良く、安心しました。

陸奥新報での長谷部日出雄さんの桜桃忌に寄せる記事、
太宰直筆はがき2枚見つかる、の記事、
大阪のDOMEという冊子に太宰治文学案内が特集された記事、
等のコピーを持ってきてくださいました。
特に「はがき2枚見つかる」の記事で、

津島さんは「疎開中の太宰が『人のつらさに敏感であれ』と
語っていたのを今でも覚えている」と語った(中略)」
という部分に目がとまりました。
記事のタイトルの下には、「律儀さ伝わる文面」ともあります。

閲覧できるように太宰コーナーに設置しておきますので、
気になる方はご自由にお読みください。

土日特別メニューの「本日の自家製ケーキ」桜桃忌をきっかけに復活しています。
よく「ケーキはもうないのですか?」と質問いただいてましたが、お待たせしました。
ますたーの手作りではなく、私が作っていますが、
伝授してもらい、特訓しましたので同じ味だと思います(たぶん)どうぞお試しあれ。

2005年6月24日 金曜日
「桜桃忌ってもう終わったのですか?
どうでした?」
とよくお客さんに聞かれます。
私も行きたいのは山々なのですが、店をはじめてからは
お客さんから様子をお聞きするくらい。
今年は日曜日だったのですが、皆さんの感想で共通している事は、
思ったより年配の方が多いのですね、とよく言われます。
よくある「桜桃忌の歴史」のような記事や書籍で写真入りのものには、
年頃の女性が墓前で集まっているようなものが多く見られますが、
近年は男性も増えてきたのではないでしょうか。

「なんにせよ、亡くなってから100年近く経つのに、
命日にこんなに人が集まってくれる、またファンの人が桜桃忌帰りに立ち寄れる店まで
開いた、幸せな作家ですよねー」としみじみ言われたお客さんの言葉が印象的です。
たしかに、自分がその熱烈なファンのひとりだから客観的には見れてなかったけど、
こうして命日にわざわざ三鷹まで墓前へ足を運ばせるほどのこの太宰治の魅力って何なんでしょうね、
店でいろいろな方の声を聞く事によって、一歩引いた目線まで下がることもできる。
余裕が少しできたかな?
「やっぱり愛人と心中したような男、と冷静に考えると、この人気を冷めた目で見てしまいます」
とストレートに言ってくださる方もいらっしゃるし、
たしかに最もな部分はあります。
それら常識を飲み込み、尚、「人間・太宰治」にのめり込んでしまうのはなぜか、
このあたり、のめりこんで引越しまでした立場からみて、いずれちゃんと書いておかなければ
いけませんね。 しかし太宰はおもしろいな、追求してもつくづく尽きない人。

2005年6月23日 木曜日
なんとかPCもってます。かなり綱渡りですが・・・

お客さんから、「これ、太宰が好きで大阪出身の駄場さんならきっと気に入ると思いますよ」と
藤井重夫の「虹」という小説をプレゼントしてくださいました。
天王寺界隈での話みたいです。
天王寺のあたりはたしかにカルチャーショック満載の場所。
私が最後に天王寺に行った時、丁度青空カラオケが大流行の時だったんです。
今はたしか規制されたんじゃなかったかな
その事をお客さんに言うと、東京にも似たことしてる人はいますよ、と。
大塚駅前で自転車のカゴにデッキ入れてカラオケしてるおじさんがいたそうな・・
三鷹にも、「アコーディオンおじさん」がいて、アコーディオン弾いたまま電車に乗る謎の名物おじさんが
いたそうです。そうだ、電車といえば・・・

連休、桜桃忌も終わり、気分転換、リフレッシュ、ということで
映画を観てきました。「female」。かなり私好みでした。
レイトショーなので、夜遅くの渋谷や混んだ井の頭線を想像すると
かなり迷ったのですが、大塚寧々がスクリーンで堪能できるのなら、と
栄養ドリンク飲んで気合入れてでかけました。

38と39の間と、28と29の間は私の場合、かなりの差がありました。
38までは、まだ東京で休日にどこへ出かけよう、何線に乗ろう、ってだけでワクワクしたけれど、
去年、なにがきっかけだったのか、満員電車がまったくダメになり、
でかけたいのに、まだまだ東京の、好きな横浜や鎌倉あたりまでも行ってみたいのに、
それまでの交通機関の事を考えると気が滅入る。
克服できるきっかけに少しでも繋げる可能性があるのなら、
私が今観るべき映画は「電車男」なのかもしれませんね。こっちも勿論興味アリですが。

でも、観にいって良かった。
タイトル通り、女の人の底知れぬ力強さ、美しさ、エロティックさんを、痛いほどに浴びせられたかんじ。
他の女優さんたちも皆すばらしかった。 大塚寧々も期待どおり。
なんて白くて透明な肌、加えてあの独特な雰囲気。
色白いと、薄紫色のキャミと杏色の口紅がすごく映えますね。すごく似合ってました。
メイク&スタイリストさんナイスです。
で、最大の収穫は、ですね。加瀬亮さん。
私って常にブームがコロコロ変わる、軽薄なおばさん(笑)なのですが、
今、長身痩せ型な人がかなり気になってるんです。長身かどうかは知りませんが、
加瀬君のあの痩せた身体の線とその存在感にひとめぼれです。石田えりとの濡れ場の迫力はもう、
なんていうかすごかったのですが、彼の痩せた背中に龍かなんかの刺青があって、
その絵がうねるほんの一瞬の場面、忘れられません。
はー、なんてエロイおばさんだこと。きもかったらすいません(今更・・・ですかね)

2005年6月20日 月曜日
昨日の桜桃忌、来店いただいた方、
ダザイヴェートに参加いただいた方、ありがとうございました。
狭い店内ですのでなにかと不便があったと思いますが、
特別でない普通の日にもまた足を運んでいただけるととても嬉しいです。

とても充実した一日でしたが、久々に死ぬかと思うほど忙しいかんじを味わいました。
せっかく来店いただいたのにあまりゆっくりできなかった方々にお詫び申し上げます。
ダザイヴェートもまた詳しくはレポ(前回のフォス研と合わせて)しますが、
私はやって良かったな、と思っています。 かなりアットホームなものになりました。
こうして桜桃忌の日に、店内で太宰についての生の声を聞き、意見交換できたって
貴重な時間だったなと思います。
太宰に関する基本的な質問で、何度かますたーばかり頼ってしまっていたので、
来年は正しい基本情報くらいはせめて叩き込んだ上で、ホスト役を務めたいと思います。

心地よい疲労感に包まれながら昨夜は眠りについたのですが、
今朝店に来てPCを立ち上げると、いつもの画面になかなかたどりつけない。
ついに壊れたか?と一時は諦めかけたのですが、昼頃再起動すると何事もなく
通常画面へたどりつけました。が、不安は拭いきれません。
もし日記がストップするような事があれば、PC故障の可能性があります。
注文や問い合わせなどでメールしたのに返事がこない、ような事がありましたら
なるべく早く修理しますので、しばらくお待ちいただく事になる可能性があることを、
念のためここに記しておきます。
どうか壊れませんように・・・

では、お店は第3火曜で明日から2日間連休に入ります。
また木曜日以降、ご来店をお待ちしております。

2005年6月18日 土曜日
トップページにも書きましたが、6月19日桜桃忌当日は、
ダザイヴェート開催のため、17時〜18時半までの1時間半は店内貸切状態になります。
恐れ入りますが、ご来店はその時間はお外しになっていただくよう、よろしくお願いいたします。

それ以外の時間でしたら普通に開いてますので、
お茶を飲んでひと休憩される方も、古本を探してみるだけの方も、
どうぞ足をお運びください。
毎年桜桃忌恒例の「さくらんぼをふるまう」ももちろん今年もやりますので
ご自由におつまみください。既になくなってしまった時はごめんなさいです。

自家製ケーキ、復活しました。
ショップカード、お待たせしました。再入荷しました。
昨夜はますたーと窓ガラスを丁寧に拭き終え、準備万端で桜桃忌に望める筈。
なにか忘れてないかな?

今日はなんだかあっという間に過ぎた一日でした。
太宰関連のニュースもたて続けに入るし、(ニュースに関してはまた後日)
太宰治の足跡めぐりのコースにお店を入れてくださったお客様一行(なんと9名様)
がやってきて狭いお店がパンッパンになったり、
大きなひまわりの花束をいただいたり、流れるように過ぎました。
閉店前の今、心地よい疲労感でいっぱいです。
明日は日曜日の桜桃忌、そしてダザイヴェート、
緊張感を保ちながらも楽しい一日になれば、と祈りつつ今夜は早めに寝るとします。

2005年6月17日 金曜日
うっかりシリーズその2、です。
本日はほっとモーニングの放映日でした。すっかり忘れてました。
友人から「角田さんがとても可愛かった」とメールもらって初めて気が付きました。
このところ物忘れが激しすぎますね・・・

まだ夕方なのですが、夜以降、そして明日もいろいろと準備などでバタバタしそうなので
もう本日の日記を書いています。
今のところ本日はおじさまデーです。「新聞見たよ」と言いながら
おじさまが来店がてら太宰のエピソードなど教えてくださったり、マメ知識披露いただいたり、
こちらも得るものが多く、メモにとってみたり。

あるおじさまの話
井伏鱒二が杖をついて歩いているのを実際何度も見た事があるそうです。
知人が太宰治に昔、一橋大学にて講演をしてほしいと頼みに行った事があり、OKが出た、
着物姿で壇上に上がった太宰はしばらく何も言わず・・・
ここまで聞いて、久世光彦の「謎の母」の1場面を思い出しました。
細かい描写までは忘れましたが、そんなシーンがあり、その後の太宰の言動に
いたく胸をしめつけられた覚えはあるのです。

またあるおじさまの話
太宰が住んでいた下連雀の借家は当時家賃が24円。
176cmほどの身長の高い太宰は、その事を少しコンプレックスに感じていたので、
自然に猫背になった。歩くのが早い、とよく言われたが、いつも玉川上水沿いを歩くから
あの急な流れに合わせて自然と早足になった

またまたあるおじさまの話
太宰は眼鏡が嫌いだったので、さっちゃんに「眼鏡をはずせはずせ」とうるさかった
お兄さんの文治さんの方がはっきり言っていい男だ

またまたまたあるおじさまの話
魅力の「魅」という字は、当時漢字を選定する委員会に入っていた山本有三が、
こんな難しい変な漢字イラネ!という周囲の声を押しのけ
「魅、という字が消えたら、文学も消えてなくなる」との鶴の一声で生き残ったとか。
昔、大仏次郎は井の頭公園の中に住んでいたとか。
国立天文台が三鷹にあるのは、大仏次郎のお兄さんが三鷹の空の美しさに感動して出来たとか。

などなどです。知ってたのも知らなかったのもいろいろですが、
長年生きていた人の口から直接お聞きすると、活字で読んで知った時とはまた
一味違ったかんじで噛み砕ける気がします。
おじさまたち、どうかまだまだお元気で。
この店で、コーヒーカップ片手にいろんなエピソードをお聞かせください。

2005年6月16日 木曜日
うっかり忘れていたのですが、本日の「スポーツ報知」にうちのお店の事が少し掲載された
ようです。半月ほど前に、取材ではなく、取材途中でなんだかおもしろそうな店見つけた、ここで休憩、
ってノリで入店されたお客さん、実は新聞記者さんだったようで、後日電話かかってきたのでした。
「東京百万歩」というシリーズで、東京の色々な街を取材しながら歩き、百万歩を目指す、という
コーナーのようです。ご丁寧に地図付きで載せていただけたようですが、
その記事を見て来た、というお客さんから教えてもらい「そういえば!」と気づく始末。
たまたま読売新聞の方が、先日の新聞を持ってきてくださったのですが、
「今日のスポーツ報知お持ちでないですよね?」なんてとても聞けず、
記事を見る事ができないまま1日過ぎてしまいました。
スポーツ新聞って図書館で前日分とか閲覧する事できなかったと思うので、
いつか大宅壮一文庫に行く機会があれば、見てみます。
数年後に、ああ、こんな記事だったんだな、って見るのもまたよし、か?

本来ならダンナに「ちょっとスポーツ報知買ってきて」とメールすればいいんですけど、
この前の読売新聞の時に同じような内容のメールをすると、
「なら別居する」と返信きたんですよー。ガクガクものでしょ、
彼のアンチ巨人の徹底ぶりはほとんど変人の域に達してますからね。
寝る時に「朝起きて即行動できるから」と、次の日の格好で寝るくらいの変人ぶりですからね。
どうやったらジーパンで寝て平気なのか、私にはまったく理解できません(笑)

昨日はそんな変人さんと二人で、桜桃忌に備えて折りたたみ椅子などを買出しに吉祥寺へ出かけました。
でもせっかくだから可愛いものも見たいじゃないですか、見るだけでなんか癒されるし。
で、ちょっとお気に入りのショップへ一緒に立ち寄ってもらいました。
可愛らしい洋服を次々に胸に当てて、「どお?似合う?」を連発する私、
彼は最初は「あ、ええんちゃうん?」と言ってくれるのですが、その2秒後に
「みゆみゆ、歳考えろよ」などキッツーイ一言をくれます。
マリン風のベレー帽に私がトリコになってかぶっていると、「ルチ将軍みたい」と一言。
「なにそれ?」と聞くと「ぷりんぷりん物語に出てくる将軍」ですと。
その時、近くにいたお客さんがプッと吹きそうになっていたのを私は見逃さなかった!
とにかくマンガ関係の事には網羅してる変人、ますたーと桜桃忌の墓前で出会ってからもう6年の月日が
流れたなんて・・・なんとも感慨深いものがあります。

2005年6月14日 火曜日
今日は実によく会話した一日でした。
先日、「太宰治を読んでみたいんだけど・・・」と初めて来店されたお客さんが
また来られ、「おもしろかったから次読む本を、と思って来たよ」と。
素直に嬉しいです。
お客さん、正直な方で、「本当はやっぱり自分には太宰治は向いてないみたい、
と思ってそろそろ断念しようかという時、ハッとさせられる一文があって、そこから一気にグイグイッとね」
とまるでビールの味を覚えるような感覚で?太宰がうまく溶けられたようです。
その一文というのは、畜犬談の「れいの軟弱外交である」
この言葉に「やられた」ってかんじになったらしいです。

昼下がり、落語話で盛り上がる。
これは私もますます寄席にでかけたくなりましたよ。
「師匠、弟子にしてください」と駆け込んで、
「自衛隊にでも入っとけ」と追い返されマジで自衛隊に入隊し、
2年後くらいに「自衛隊から戻りました。弟子にしてください」
と言われたら「ホントに行ったのなら仕方ない」と弟子にするのを許す話とか、
こういう感覚私好きなんですよ。
「芸のためなら」な色男な落語家をみつけた日には、ハマッてしまうかもしれませんね・・・

落語話で盛り上がっていたその一人は私の友人なんですけど、
彼女が「正岡いるる」という人の事に触れた時、話していたお客さんが
「正岡いるるの名を出すとは、あなたホンモノですね」と拍手が。
私はそのいるる?さんを知らなかったのですが、
「正岡いるるの本は結構いい値段する」と言われてたのでちょっとチェック。
「じゃあ今度正岡いるるの本持ってきますから買ってください」お客さん
「その本を私が買います」友人
という素敵な流れもありました。
ドンとこいであります。超稀少本を持ってこられたら、きっとうちの一日売り上げ<買取価
でつり銭がない!なんて事になりそうなので、少しドキドキしてますが(古本屋失格)
未知なる本との出会いにまた胸をときめかせるのは何度経験しても飽きる事なく、おつなものですね。

2005年6月13日 月曜日
ダザイヴェート、受付終了しました。
思案中だった方がもしいらっしゃってたらごめんなさい。
季節に一回づつ読書会をやっていく予定ですので、
またの機会に是非ご参加ください。

普段はなかなか時間がとれない、という方、
来年の第二回ダザイヴェートはお早めに参加表明いただけると
ありがたいです。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

入水の日、
今日は店は超ヒマでした。

新聞に載ったからすごく忙しいのでは?とよく最近聞かれますが
まったくそんな事ないです。
今日はお客さんとまったりと新しく出来た喫茶店や、激ウマケーキ屋さんのパン情報、
ドラマ話などしておりました。
三鷹駅75周年のくだりで三鷹文学散歩が大規模で催される話題も出てきましたが、
普段閉鎖されている電車区が開放される事や、高尾まで特別号が走る事などを
「鉄道ズキのダンナさんに教えてあげればきっと喜びますよ」とご丁寧に教えてくださったので、
ウキウキしながら帰宅後話すと、「とっくに知ってるよ。鉄ちゃんにはそんなの常識!」ですと・・・
しかしお客さんには感謝、です。この展開、予測はされてましたし・・・

ドラマといえば、先週の「anego」に祇園の女将役でかつ乃さんが
登場してましたね。ほんのちょい役なのに、女優さんがかすんでしまうくらいの魔性オーラ。
すごかったです。婦人雑誌で連載も大好評らしいですしね。

そこで超勘違いな妄想が膨らむ私、
ドラマでも映画でもなんでもいいから、この店を1カット使うシーンのものがいつかできたら、
「さりげなくコーヒーを運んでくる女店主」としてチラッと登場したい。
セリフ?もちろん1行だけですよ。
「お待たせしました」
でもこのたった一言の「お待たせしました」に今までの人生賭けたオーラを出したいですね。
勿論色気じゃありませんわよ、そんなものほとんど持ち合わせておりません。
夫に「ぱぱいや鈴木」断定されてしまうくらいですからね(笑)
「この人にコーヒーいれてもらい、お待たせしました、と言ってもらいたいな」
とほんの一瞬でも視聴者(うは、えらそー)様に思ってもらえるオーラ、です。
そんなあるようなないような一瞬のために、店が超ヒマな時は
「お待たせしました」の練習をひたすらし続ける事にします。というのは冗談で、
このテーブルでコーヒーを待つ人へ、心をこめて発したい言葉ですね。


2005年6月11日 土曜日
京都の北白川に住んでおられた、というお客さんと話していたら、
ますます京都行きたい熱が高まりました。
私の京都時代、最初はJR嵯峨嵐山駅(当時の名称)近くの2階の一室で下宿させて
いただいてました。その次に引っ越したのも阪急嵐山駅にほど近いマンション、
そして最終的に苔寺・鈴虫寺の真裏のアパートで同棲生活、という流れで
ほとんど嵐山近辺に住んでたんですよね。
嵐山というと観光地、ってイメージで、常に人がいっぱい、って思われるでしょうが、
早朝の散歩に行くと、地元のじいちゃんばあちゃんワールドが炸裂していてかなりおもしろい。
朝5時から開いてる喫茶店、なんてのもあったような気がする・・・
今頃の夜風の生暖かさが気持ちよい頃には、カップルでいっぱいなんだろうな
時間帯によって、季節によって、まったく違う顔を見せてくれる嵐山の風景、
長年居てもちっとも飽きないものでした。

でも、京都でやり残した事があるのです。
それは左京区に住む事。
「松尾橋から3番のバスで北白川別当町までよく行ったものですよ」と言うと、
「私もドル箱(通称らしい)5番よりも3番にはよくお世話になりましたよ」と。
京都市バストークでしばし盛り上がる。
15番に乗ると円町の角にはまだ吉野家はあるのだろうか・・・(遠い目)

そうなんです。松尾橋から北白川までバス1本で行き、フラフラ本屋やカフェや花屋さんをぶらつき、
また帰ってくるだけで、体内のくすぶるものが流されるような、そんな時間の使い方をよくしていたな、と。
そういうなにげない1日を再現するだけにでかける京都、というのもいいかもしれない。
新しくおもしろい本屋さんができましたよ、とも教えてくださったし、
ご夫婦でやられている角の中華料理屋さんにも行ってみたい。マジ計画しようかな

最近、中学生時代の仲間内の同級生からいきなり電話があって、
「ホッペにギュ、とかしてるんやー、」と言われ驚かされる、という出来事がありました(笑)
その彼が、大阪からはるばるお店にお友達を連れて来てくれました。
しかも若い男性3人も引き連れて! 私はもちろん嬉し恥ずかしで、少々タジタジに。
とっても嬉しかったんだけど、あまりのさわやか指数120%な店内、
慣れないんで照れてしまいました。ごめんなさいー
まだまだ店主、修業が足りぬ!でございますね。

2005年6月10日 金曜日
「NHKほっとモーニング」で作家の長嶋有さんが、角田光代さんの
素顔を語る?という内容のインタビュー撮りに当店が使われました。
6月17日の朝8時35分〜放送、という事なので、両作家さんのファンの方は必見です。
うちの店内も背景としてだけですが、映ると思います。
長嶋有さんの最新作、とても読んでみたいと思っていたし、
太宰好き、という事も聞いていたのでお目にかかるのを楽しみにしていました。
お話があまりにおもしろくて、笑いをこらえるのに必死でした。
内容はオンエアー前にばらす事はできませんので自粛するとして、
ひとつだけ、どうしても突っ込まずにいられない事が・・・
「この人、ドカベンで言うと里中じゃなくてイワキなんだ」
という表現が出てきましたが、おそらくインタビュアーさん含めスタッフさんは
二十代くらいの若い方達。きっとその例え通じてんの
今この空間で私だけちゃうん?と。
いやー、楽しかったです。あとはオンエアを楽しみに。
そそ、しっかりサインをお願いしちゃいました。

「夏くさい ツアーはどこだ 夢の島」
と、これまた深いというかわけわからない(失礼!)というか素敵すぎる一句を添えていただき
大変光栄です。記念に貼らせていただきましたです。

しかし角田光代さんって可愛いらしい人,って印象だったんですが、
今日の長嶋さんの話を通してますます興味が沸いてきましたよ。

話は変わりますが、前にお客さんからもチラッとお聞きしていたのですが、
秋からのドラマ「太宰治物語」で、なんとトヨエツ様が太宰を演じなさるそうですね。
ものすごく楽しみです。で、私も最後にひとつ。

秋までは生きていようと思った by店主

2005年6月9日 木曜日
前に三鷹に「太宰治文学館」を設立しようとされている方がおられる、
と書きましたが、本日お店に直々に挨拶に来てくださいました。
「読売新聞を見て来ました」と。「これはこれは・・・」と恐縮しながらこちらも挨拶。
なんでも三鷹で長年お店を経営されていたようで、
下連雀の事に関しては生き字引的存在のオーラを感じました。
「問題は展示できるものが足りない事なんだよね」と言われてましたが、
お知り合いの方が大変貴重なものを持ってらっしゃるようで、
それひとつでも充分価値があるのではないかと感じました。
街のことを充分わかってらっしゃる方の意向で文学館が出来るのって
いいんじゃないかと思います。機関や組織でなく、その街に永く生きてきた人の
想いからはじまる。なんか最近いろんなはじまりに立ち会えてる。実に嬉しいですね。
決して容易な事ではないと思いますが、見守っていきたいです。

随分と前に、吉祥寺の御寿司屋さんが閉店する日、
太宰が使っていたこたつ板を見たい一心ででかけた、と日記にも書いた記憶があります。
見ることも触ることもその時はできなかったのですが、
なにかひとつでいい。太宰治が、直に触れたもの、愛用していたものが欲しくてたまらないのです。
愛用していた灰皿を展示物として見た時は、一瞬頭の中に
「今地震とかおきたらこれかっさらって逃げる」という
限りなく非現実に近い願望が浮かんで消えたのは内緒の話です(笑)
この際箸でも、カウンターについた太宰のゲロの痕跡でも(オエー)
なんか、たったひとつの「生々しい太宰」を、フォスフォレッセンスは激しく求めています。
ゆずってもいいよ、という方(いないでしょうが・・・)
末永く募っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

そういう意味では、チャリで数分漕ぎ出せば
太宰ゆかりの「百日紅の木」に触れる事ができるというのは、幸せな事ですよね。
あそこが私のルーツかもしれませんし・・・近々行ってみます。

2005年6月7日 火曜日
突然ですが、本日の読売新聞の朝刊の社会面に昨日の対談が記事になっていました。
仏で太宰治が人気、ドキュメンタリー制作で監督来日

昨日、「もしかしたら、明日の朝刊に今回の事が掲載されるかもしれません」と
記者さんには言われていたのです。
「え?今夜の事がもう明日の朝刊にですか?」と驚くと、
「それが新聞というものですから」と答えてらした記者さん。
このセリフちょっとかっこいいですねー
で、しっかり載っていました。私のノーメイクの顔写真も(笑)
新聞自体を手に入れてなくてチラッと確認しただけなので、
詳しくは私もよくわかってない状況ですが、
「新聞を見た」という方が何人か来て下さって、内容を教えてくださりました。
実感が湧いてきました。
物語のはじまりに立ち会える事は幸せな事、
映画が完成するまで道のりは長いでしょうが、
太宰を好きな監督達が納得のいくものがつくれたら良いなと思います。
またその事がきっかけで太宰を知る人が多く生まれる可能性に期待を寄せながら
うちの店が協力できることがあれば、と思います。

2005年6月6日 月曜日
前にも日記に書いた、太宰のドキュメンタリー映画を企画されているフランスの監督
二名が来店。とてもフレンドリーで素敵な方々で、お会いできてとても光栄に思います。
店内でフランス語が行きかうのは、なかなかいいものでしたよ。
読売新聞社の方も来店され、取材、とあいなりましたが、
事前にはお店で記者の方と、監督達が取材し、店は場所として提供するのみ、という
お話だったのですが、私と対談している場面もカメラマンさんがバチバチ撮ってます。
いや、全然いいんですけど、一応私もいい歳した女性、
こんなことならきちんとお化粧しておくんでした。素顔、しかもテカ顔晒しながらの対談。

しかし、おおいに得るものがありました。
まず「ここにも、ここにも、太宰がいますね」っていう監督の言葉、
ストレートに伝えてくださった同時通訳の女性、一発目がその一言だったので、
私の緊張はかなりほぐれ、リラックスしながらの質疑応答。
生まれて初めて同時通訳の方を通してフランス人の方とお話しましたが、
通訳の方の頭のキレ、スピードに感動しました。
普段、ゆるい時間を過ごしがちなので、凝縮されたこの時間は心地よかったです。

女性の監督の方は、後からわかったのですが同い歳のようです。
この方に、「太宰治のインタビューを何人かに行いましたが、
やはり皆どこか太宰の暗い部分に目を向けている事が多いけれど、
あなたみたいに本当に幸せそうに太宰を語る人は初めてです。」
と言われた事が一番嬉しかったですね。これが素ですからね。
もちろん、暗い部分に目を向けて語る事が良くない事だとは思っていません。
それも太宰の側面の大部分であるのですから。
私は太宰研究に網羅しているわけでもないので、知ったかぶりなどは
まずできません。ただ、太宰に母性本能をわしづかみされ、故郷を離れ
三鷹までやってきてしまったひとりの女の情熱、ここにあり。
この真実をありのまま語るしかない、とわかっているので。

ドキュメンタリーの完成は来年以後の話ということでまだまだ先なので、
やはりちゃんと太宰の勉強をしたいな、と改めて思ったのでした。
監督たち、有能な通訳の方、コーディネーターの方、皆気持ちのいい素敵な方達でした。
実にいい空気が流れていました。完成に期待を膨らませながら、待つとしましょう。
本格的な撮影は来年の桜桃忌以後のようなので、それまでに美容面もちょっと改善計画立てちゃいます。
すっかり女優デビュー(しかもおフランスですよ!)プロジェクトが頭の中で出来上がっております(笑)
いや、テンションあげとく方が楽しいじゃないですか、世の中。たとえ出番すべてカットになったとしても・・・

2005年6月4日 土曜日
はい、今日はそろそろ真面目モードでいきますよ。
昨年同様、THE LAST PARADAISE主催の桜桃忌オフ会が今年も行われるということで、
チラシ、パンフ。ポスターが届きました。店内で掲示してますので、興味のある方は是非
ご覧になってください。

6月18日(土)PM5時〜7時30分 三鷹市芸術センター
会費一般1500円 学生1000円
講演「太宰治は若者の教祖になれるか」〜尾崎豊との関連性〜
講師 明石矛先氏
グループワークとポスター作り 太宰を伝える 等

ここでは簡潔にだけ記しました。詳細は↑のURLに飛んでいってみてください。
大阪会場では「人間失格」について主人公をカウンセリング、というこころみ、という興味深い内容に
なっています。

昨日、今日、と太宰関係の話が店内でもよく展開されました。さすが6月です。
昨日来店された方は、「ダス・ゲマイネ」のモデルになった本郷のペリカン書房を訪れた時の
エピソードなど教えてくださいました。その後、
「このネクタイ、太宰のイメージなんですけど」と見せてくださったのですが、
「うーん・・・ちょっと違うかも」と正直に答えてしまいました。私のイメージとはちょっと違ったので。
でもそこから「このシャツの紫が太宰の道化の部分で、このネクタイは太宰の余裕を現していて、」
とひじょうに熱く語ってくださいました。うん、いいですよ、とてもいい。
私、こういう普通の人は、「で?」って言いそうな部分にこだわって熱く語る人大好きですよ。
やっぱりお店やるといろんな人の話が聞けて、特に太宰ファンって個性溢れる人が多いので
一筋縄でいかない。でも私は出来る限り受け入れる、なんでもドーンとコイだ。いつでも受け止めてやる、
みたいな漢な店主になりたいですね。まだまだ修業がいると思いますが、目指したいです。

2005年6月3日 金曜日
「私って天才?」って久々に声をあげるような出来事がありました。
ゴルゴ13のフィギアがコンビニで売っていて、その中に
ホテルの窓辺でゴルゴがパンツ1丁で煙草を吸い佇んでいるヴァージョンがあったんですよ。
これがどうしても欲しい!と衝動を抑えきれず、購入しました。
こういうの買ったのってアリス以来かな?
6種類+シークレットの中で、なんと!1個目でピタリとそのパンツ1丁ヴァージョンに的中したのです!
箱からドキドキしながらえいっ!ととりだして裸のゴルゴが登場した瞬間、思わず1行目のセリフが
飛び出したわけですよ。さっそくアップしますね↓

でも私、ゴルゴって褌、ってイメージがあったんです。さっそくゴルゴに詳しい友人に
「用件をきこう」ってかんじで、「ゴルゴにブリーフは常識」と教えられたのですが、
なんとなく腑に落ちなくて、「ゴルゴって褌のイメージがない?」とますたーに聞いてみました。
すると「ゴルゴはホテルに泊まる時は最上階の非常階段に一番近い部屋にしか泊まらへんのやで」とか
「ゴルゴは人を後ろに立たせない、立ったら最後、必ず撃たれる」とか、マメ知識が続々出てくる。
さすが漫画全般には詳しい人やわ。



ところで、ますたーに、

[件名] 乙ー( ・ω・)
[本文] ねえねえ私ってキウイ・パパイヤ・マンゴーやったらこのうちどれのイメージ?

とキモメールを送ってみたら、

[件名] Re:乙ー( ・ω・)
[本文] ぱぱいや

と返事がきたので、

[件名] ばばいやでなくぱぱいや?
[本文] しかしてそのこころは?

とまたまたメールすると

[件名] Re:ばばいやでなくぱぱいや?
[本文] 頭がぱぱいや鈴木みたいやから

と返事がきました。ズコー
天然パーマは生まれつきだから仕方ないやんー!な気分です(笑)

2005年6月2日 木曜日
火曜日にもお客さんと話してたんですけど、ドラマ「anego」おもしろいです。
最初は赤西君しか見てなかったんですけど、昨夜の放送で私の中でいっきに加藤雅也が
グググィィーっと盛り上がってまいりました。
なんなの?あの40代男フェロモンは!
今までスーツ萌え派だった私。も、私服萌えにコロッと転換。
肩幅のある人って、シャツよりも少々ピタッとした生地を身に纏ってる方が線がわかりやすいんですね。
予告編を見た限り、来週は新たな展開がありそうで・・・これまた楽しみ。
しかしお客さんから「原作のラスト、知ってます?」と聞かれて知らない事を告げると、
ガクガクした表情で、「す、すごいですよ」と。そう言われたらますます知りたくなるじゃないですか、
こりゃ本屋へゴーですね。と思ってたらふと覗いたサイトで原作ラストのネタバレが・・・すごすぎです。

でも私がドラマを楽しみに見ているのは、実は女優さんの美しさの方がウエイトが高い。
篠原涼子のエロ可愛さは勿論なのですが、市川実和子のブス加減の演じぶりが最高な事とか
山口沙也加のファンなので、少ない出番を心待ちにしている。
おまけに昔、掛井クーン!(byあすなろ白書)を追いかけていた杉山亜矢子さんもチラッと登場しているし。
でも1日の回は特に篠原涼子の演技がすごく良くて要所要所で見てるこっちも泣いてしまいましたよ。
掃除してるシーンとかすごくリアリティあったので、録画しとけばよかった。そしたら私も掃除する5分前に
イメトレしてやる気が出たかもしれないのに。。。

とさんざん「anego」について語りましたが、私が今、一番研究しているのは、釈由美子のしぐさです。
すっごい可愛い。決してまねるわけではないんですけど、(私がやるとちょっときもい・・)
メスとして生まれた性(と書いてサガと読む)のなにかをひじょうに刺激しますよ、あれは。

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