2005年7月30日 土曜日
ずいぶん遅れましたが、桜桃忌ダザイヴェートのレポをアップしました。
とりあえずアップ場所はリンクのコーナーを使いましたが、また整理します。
そして新着アップもしていたら日記をアップする時間がなくなってしまいましたので
今日はこれにて失礼します。
2005年7月25日 月曜日
神社の事について少し詳しくなった気がする1日でした。
私は神社とかはあの雰囲気が好きで、気を感じるスポットとして
行くだけですが、やはり基本的には祈願をする場所なので、
詳しい人はとことん詳しいですね。

制服姿でカミュの文庫を買いに来た女子高生さんに、
夏休みなのに制服ということは、クラブ帰りかな?と声をかけてみると、
3年生は今特別授業みたいなのがある、ということを教えてもらい、
少し世間話をしました。
お守りグッズのようなキーホルダーがついてたので、「かわいい!」と反応し
話を聞くと、どこかの神社のグッズで、それを身に付けると恋人とうまくいくとか、
そういうのあるらしい。そういえば今週のananにもそういう特集してました。
どこかのお守りを身につけると、3ケ月以内に彼氏が出来る、とかそういうのが
女子高生のクチコミ?かなんかで広がってる、とか。
あと今祈願ってケータイから送信して完了できるそうですね。すごい時代だ・・・

神社に関するブログつくっているお客さんからもメールいただいたりして、
そこで写真に貼ってあった江ノ島神社のお守りがとても気に入りました。弁財天の刺繍入りなんです。
きっとこの夏はスピリチュアルモードがグッと高まりそうな予感、
と雑誌の特集ページの太字のとこみたいなノリに(笑)
でも自分の基本は純文学の世界ノリ、なので
携帯から祈願を送信するような今時感とは永久に無縁なのでしょうね。
しかし神社のグッズがこんなに魅力的なものが多いんだ、とは発見。

下鴨神社の神鈴「賀茂なす」のやつを次回京都行ったらゲットしてこなくちゃ
茄子のカタチがすごく可愛いんですよねー。
前に日記上で、このお守りをなんとなく違う神社名で紹介したような記憶がある・・・
もし間違ってたらすいませんでした。

2005年7月23日 土曜日
地震こわかったー
なんというか、刹那の間にビシバシ揺れるという、激情型だったような気がします。
心臓が持たない・・・ 電車やエレベーターに乗ってた方大丈夫だったでしょうか?
気を取り直してちょっとロマンチックな話でも。

毎月23日は「二見の日」として、伊勢の二見浦海岸でメモリアルキャンドルという催しが
行われているそうで、ちょうど今夜ですね。道路にアロマキャンドル700個がずらり並ぶ様は
とってもロマンチックらしい。 もうすぐ彼女の誕生日なので、その記念に旅行をプレゼントする予定、
という男の子から聞いた話なのですが、いいですねー、こういうの私大好き。
キャンドルに2人の名前や願い事を書いて並べれば願いが叶うとか叶わないとか・・・
例え町おこしを盛り上げるために話つくりこまれてたとしても、おおいに乗ってあげる側派の
人間なので、一度行ってみたいです。ところが肝心の相方さんは、つくり話の類が大嫌いな人
ですからね、こういうの乗ってくれなさそう・・・

でも今、私の中で伊勢がものすごくキテるのです。
最近、しりあがり寿の「弥次喜多inDEEP」を気分転換に読んでいたら、
ひたすら伊勢を目指す弥次さん喜多さんの「お伊勢さん」ってセリフの連打に洗脳された模様。
一日ゆっくり時間をかけて、伊勢神宮を廻り、身を清めたい気分になっちゃいました。

天照大身神ですよ、神の中の神ですよ。
年中軒先にしめ縄がぶら下がってるくらいおめでたいこのクオリティ。
なんだか私を呼んでるんですよね。40になる前、三十路最後の夏、
ここらで身も心も洗い直し、1からはじめましょか、って気分なのですよ。
って事でますたーを説得中。もちろん東海道本線でのろのろとたどってく貧乏旅行。目指すは神の国、伊勢。
いつもは年二回恒例のひとり旅、といきたいところですが、弥次さんには、喜多さんが必要。
「お伊勢さんについたらさあ、赤福たらふく食べてさあ」とか励ましあいながら電車を乗り継ぎ、
やっと神宮にたどりついた時の「天照大身神の御前ついにきたー!」とか喜びを分かち合う相手が必要でしょ、やっぱ。
ということで口説きが成功した暁には、お約束、夫婦岩のまんまえでのツーショット画像をご披露いたします。
夢破れひとり旅になった時は、私の海女さん姿をアップして見せましょう。
こうご期待。
はあ、楽しくなってまいりやした!

2005年7月22日 金曜日
朝一番にお客さんから、嬉しいお知らが。
とある文芸賞の最優秀受賞作に選ばれたとのこと。
すごいですよねー。またそんな知らせをさっそく教えに来てくださった事が本当に嬉しい。
「あなたが頑張ってる姿も励みのひとつなんですよ」
と言ってくださって、タイミング的にも少しほろりとなる。

いろんなところで書かれている私のお店の創設のサイドストーリーにとても
興味を持ってくださっているようで、
「是非、いつかは自分でその物語を書いてくださいね」と言われました。
そうですね、たしかにいつかは店の創設からその後からまとめて自分の手で書いてみたいですね。
私はお酒をあまり飲まないのでよくわからないのですが、
「あれをシラフでやってのけるのが尊敬する」と何度も言われました。そんなもんですかね?

最近ある人からも似たような事を言われたのを思い出しました。
オープンした時点で、もうすごい事やってのけたんだから、あとはおまけの部分でしょ?
もっと冒険すりゃいいのに、みたいな。うーん、深いですね。
ヘンに真面目な所が長所でもあり短所でもある、と。
先に書いたお客さんとも話してたんですけど、
男とりあって裁判ざたとか、そういうのできる女の人のパワーってすごいけど、
現に普通に日常で起こってる事。私達には正気ではちょっと書けない部分。
でも自分から見た視点で、独特なルポを書く事はできるよね、って。
なんか支離滅裂になりましたが、文学書を読みふけるのもいいけど、
新聞の片隅のちょっと気になる事件を掘り下げて書いてみるって作業も
おもしろいかもしれない、と感じたのでした。
となると、太宰のファンで関西から三鷹に引越し店を出した人がいる、って小さなニュースに
おもしろそう、この人どんな人?って興味を持つ人がいるのも当然か、って思えた。
で、自分で自分の物語を書くのって超楽しいかも、とも思えた一日であった、ってことです。
最後までまとまりなくてすいません。

2005年7月21日 木曜日
ひとりのおじいさんが来店し、アールグレイを頼まれました。
一口飲まれた後、「ベルガモットが利いているね」と言われ、
微笑んでお答えし、その後はしばらく
静かに本を読みながら過ごされていたのですが、
帰り際にありがたき助言をいただきました。
「ここは本屋の方が重きを置いていると思うので、構わないんだけど、
紅茶を出すにはこのカップはふさわしくないね。
これはコーヒーカップでしょう? 表面の色が見える事も紅茶が好きな人に
とってはいただく楽しみのひとつでもあるんだよ」と優しくおっしゃられました。
「ありがとうございます、参考にさせていただきます」とお答えし、
なんかその声がなんの根拠もないのですが、太宰さんの声みたく感じました。
こんな声色をしてたんじゃないかな、と思わせるような物言いでした。

そうなんですよね。本屋の方がメインである事故に、お値段を安くしている分、
妥協してしまってる部分がありまくりなのは否めない。
そのへんのライン引きは頭を痛める部分でもあるのですよね。
でもこの声は参考にしたいと思い、とりあえず紅茶のカップを即席でコーヒーカップと区別する
ようにしました。1年目はいろんなお店に出かけて自分がどう感じるかをよく研究していたけれど、
余裕がなくなってきてそういう事が少なくなってくると、ついつい馴れていってしまう。
メインでなくともお金もらってお出しするものに対して、向上心を忘れてはもともこもない。
自分にとって一番大切、必要な時間の使い方を選び取り、過ごしていかねば、と改めて思いますね。
太宰なおじいさま、ありがとうございました。

2005年7月18日 月曜日
純文学を愛でる人の間では時折こんな会話が展開されます。

「今度家賃3万のところへ引っ越す」
「いいなー」と絶賛の嵐、みたいな。

賃貸マンションに住んでるお客さんが、今度安アパートに引っ越すそうです。
世間的に言うと肩身が狭いのかもしれないけど、文学的には正しい。
という価値観がまだギリギリ残ってるようです。
ほんとにギリギリですけどね。
「それあんまり励ましになってませんから」と笑われましたけど、
先日来店されたお客さんは自ら自慢してましたよ、と言うと少し気が楽になられたようで。

「今7万五千円なんですけど、来月から3万五千円のとこに引っ越します」
と嬉々揚々(って言葉あってるかな?)と言われてましたから。
向かいの席のお客さん、「いいなーいいなー」を連発されていて、
「まだこんな会話が成立するなんて嬉しい」と答えられていて、
私も店でこんな会話が展開されていくのを微笑ましく見ていました。

夏なのになんだかコタツが恋しい、そんな夜です。

2005年7月16日 土曜日
正確には昨日の事ですが、ダザイヴェートに来てくださったお客さんが来店。
男性お二人だったのですが、しばし男同士の会話を背に作業。
おもしろいですね、サングラスの話だけで1時間くらい夢中になって話せるなんて。
レイバンがどうのこうの、ペルソール?がどうのこうの・・・
こういうの聞けるのも店主の醍醐味か。
しかししっかり太宰の話が端々に。
「今日は喜劇という名のバスに乗って来ました」とかね。
「人間失格」の中でそういう言葉遊びのシーンがあり、
「汽船と汽車はいずれも悲劇名詞で、市電とバスは、いずれも喜劇名詞、
なぜそうなのか、それのわからぬ者は芸術を談ずるに足らん」と本文にあるのです。
その後の対義語(アント)の会話の流れのところが個人的にすごく好きなんです。

フォスフォレッセンスのアントは何でしょう?
今言うなら「蚊」ですかね。
ベープやらいろんなものを試してるんですけど、店内に蚊ってやっぱいるんですよね。
お客さんに申し訳ないので、もっとハイレベルな対策をひたすら考え中です。
悪い例だと思うんですけど、よその喫茶店などで、目の前に蚊が飛んでくると
思わず嬉しくなってしまう時があります。
こんな優良店でもさすがに蚊全滅の道は遠いんだな、と。
ダメですね、こんな思考回路じゃ。もっと上を見なきゃいけませぬ。
そろそろ梅雨も明け、夏ですね。悲劇列車に乗って旅に出たいところです。

19日火曜日は第三火曜日のためお休み、月に一度の連休となりますので
どうぞよろしくお願いします。

2005年7月15日 金曜日
神谷美恵子の「生きがいについて」を読まれていたお客さんが、
「私も今やりたい事があるのですが、ひとつ参考にお聞きしていいですか?
このお店を開くことが目標だったと思うのですが、それを達成した後、
次の目標をなくし、空虚になるような事なかったですか?
今この本を読んでいて、達成感のあとの生きがいについて触れていたので
聞いてみたくなりました」と質問されました。
「いえいえ、開店こそスタートで、そこからどんどんやるべき事は生まれていったので
達成感といってもピンとこなかったですね。もちろんなんともいえない感動はありましたけど」
と答え、なにか目標を達成し、その後の時間についてしばしお話する。

「生きがいについて」は前にもお客さんが、家族に先立たれた時に人からもらい、
救いの書になった大切な1冊、と言われていた事もあり気になっていた。
お客さんが帰られた後、軽くペラペラめくる程度に目を通そうと思ったら、
そのままひきこまれるように読んでしまう。
私も若い頃からこういう本ももっとたくさん読んでおくべきだったのかもしれない。

「ひとは自己の精神のよりどころは、自らの苦悩のなかから創り出しうるものである」
という言葉が深く考えさせられた。知識や教養など外から加えられたものと違って、
内面から生まれたものこそいつまでもそのひとのものであって、何ものにも奪われることはない、とも。
なら私はこのオリジナルな面を受け入れ、愛そうと思った。
次にすぐには立ち直れないような落ち込みがやってくる事があれば、
この本をどっしりと構えて読んでみようかと思います。

2005年7月14日 木曜日
昨日、電車の中で太宰そっくりな人を見ました。
年は40代くらい?二人の同年代の女性の方とご一緒で、
向かいの座席にいらっしゃったんですけど、おみかけした瞬間、凍りつくくらい似てました。
髪型が少し長めで、体型も似た感じ。
かなりドキドキしっぱなしでした。

お店にも一度だけ、太宰そっくりな人が来店された事があります。
さーっと1周してお帰りになられましたが、黄泉がえり級のそっくりさでしたよ。
お客さんと会話している時に、
「そんなに太宰さんがお好きなら、ダンナさんも似た方なの?」と聞かれる事がありますが、
「いえ、ラルクのハイド似なんです。あ、眼鏡を外したら、ですけど」
と能天気に答え、「あ、それは良かったですねー」と微妙な空気が流れる場面多々あり、でした。
今度街で太宰に似た人に出くわし、その人が着物姿だったりしたら、
ちょっとついていってしまうかもしれない・・・

2005年7月12日 火曜日
「今日はちょっと落ち込んでいます」と、
いつも元気溌剌なお客さんが来店。
お茶を飲んで気分が少し切り替わったようで、
「あなたはあまり落ち込まないタイプですよね?」と質問されたので、
「とんでもないですよ、毎日落ち込みの連続ですよ。
私、人が気にしないような小さな事ですごくうじうじ悩むんです」と打ち明けると、
「あら、全然そんなふうに見えない人でもそうなのね、
なんか少し気が楽になった気分」とそう言われるお客さんの顔色がパッと明るくなりました。
お客さんの方こそ、あまり落ち込まない、私の中ではひまわりのような人、って印象だったので
お互いに、なんだかホッとしあうというか、みんな落ち込みながらも笑顔なんだ、みたいな
そんな交流がありました。
ありますよね、辛いのは私だけじゃない、って思うとネガティブかもしれないけど
楽になれる。 落ち込んだ時に、次歩くまでの充電としてこの場所に来てくれる人が
ひとりでもいらっしゃるなら、私も頑張りがいがあります。
店を続ける、こんなシンプルな事がとても難しい。でも私もいろんな充電しながら
この場所を守っていきたいです。落ち込みも多いけど、その分充電のアイテムも広い自分で良かったかも。

2005年7月11日 月曜日
初めて来店いただいたお客さんが、
太宰の文庫を手に「なつかしい」を連発されてました。

昔、青森から東京に出てきた人とほんの短い間暮らしてたのだけど、
出てきたばかりのその人は、ほんの少しの荷物と、ポケットに太宰の
「グッバイ」を忍ばせてたそうです。
今でも太宰の文庫を見るとその人との事を思い出してしまうそうで・・・
初めて来店して、そういう事をぽつりぽつり話してくださるその方、
なんか素敵でした。良い思いでを回想してる時の女の人の顔、いいですね。

すごくわかります。私もものすごい「思い出しズキ」ですからね。
言うまでもないですが・・・笑
「思い出を美化する天才でもあるよね、あなたの思い出の元カレは
みんな玉木宏や佐々木蔵之介や成宮似に脳内変換されるのね、ある意味幸せな人ね」
と言われようが!ほんとに似てるのだから仕方ない!
と、とことんおめでたい39歳は今日も元気です。

結構好き放題書いてるこの日記ですが、さまざまなブームが自分にはあると前に書きました。
今のブームは、というか正確に言うとますたー&私たち夫婦の間ですごくブームな事があります。
それは彼がギターを弾き、私が歌うこと、です。寝る前のほんのまったりタイムなのです。
これが楽しい! 私もギター弾きたいのですが、
ラルクの「HONEY」の一番最初の「ずっとお〜♪」のコードだけ教えてほしい、
そこだけ覚えたらひとつのネタとして今後の人生に役立つ、と言って教えてもらったら
手が異様に小さい私にはそのコードは届かない!無理でした。ギターマスターは諦めました。
昔川本真琴の「1/2」を一日がかりで特訓してくれた人、無駄にしてごめんなさいです。
チキンチーズ定食奢ったのでOKですよね?懐かしい千本通り商店街ののお店は健在かな?

あー、でも「ずうっと〜」
たったそこだけでも弾きたい。頑張って指の間拡張しようかな

2005年7月9日 土曜日
「論座」という雑誌の今月号が「やっぱり本屋が好き」特集なのですが、
その中で岡崎武志さんによる「10坪足らずの店には夢がつまっている」という記事で
チラッとうちの店のことが紹介されています。
私の事を「幸せそうに見えた」と書いていただいていて嬉しいです。
きっかけは「軽はずみ」で、というのも興味深い内容になっているので、他の店主の話も織り交ぜて
本屋を開きたい人にはとても参考になるのではないかと思います。

昨日は閉店後、ますたーと食事に行きました。
ずっと行ってみたかった「リトルスターレストラン」というお店。
ものすごく評判が良いし、サイトや手作りの新聞などもとても丁寧でよく出来ている
と思っていたので訪れるのが遅すぎるような気もしていたのですが、
想像どおりの素敵なお店でしたね。美味しいし接客もかんじいいし、なにより繁盛してました。

思えば世間は「花金」だったんですよね。周りは結構カップルが多かったんですよ。
そんな中、ひたすら雑誌や本をチェックしまくる私たち。
楽しい会話がはずんでるカップルたちから浮きまくりの2人でありました(笑)
もしかして、冷め切った夫婦に映ってる?と思って、ますたーにポツポツ話を振ってみたんですよ、
なのに空気読めない彼は、「うん」とか「ふん」とかしか言わず、視線を自転車雑誌からそらさない。
お勘定の時に、スタッフさんがとてもフレンドリーに「自転車はお好きなのですか?」と
話し掛けてくださった。なんという心遣い。
もしかして私たちが楽しくなさそうに見えたのかな?
二人とも飲めないのに無理してお酒頼んだから少し残してしまったし・・・ごめんなさい。
「お酒はよくわからないのですが、ご飯はとっても美味しかったんですよ」との意を込めた笑顔で
お返ししました。今度はティータイムに行ってみようと思います。
しかし良い店でした。三鷹もなかなかいいじゃないか、と思えます。

店ではほとんど会話なかったのに、家に帰るとドッと盛り上がる2人、
やはりオタクはお洒落なお店は少し緊張しちゃうのかな?

2005年7月8日 金曜日
昨夜はドラマの「電車男」を見ました。というのもおととい、立川までバーゲンに行くついでに
映画の方の「電車男」を観たんですよ。お目当ては佐々木蔵之介さんだったんですけどね。
すごい良くて、まだ誰も泣いてないところで泣いてしまった私です。
蔵之介さん見てたらなんか泣けてきたんです。バカでしょ
(昔、彼そっくりな男性と短期間つきあってた事を思い出してしまい泣けたというオチ)
私の中で今かなりきてる長身痩せ男、やっぱり良いですわ。

何より主役の2人がものすごくうまいんです。中谷美紀の良さも再認識しました。
でもドラマの方も結構楽しめてしまった。単純な私です。とりあえず今行きたい場所はアキバ。

で、夏と冬年二回恒例のバーゲンの戦利品報告です。
この時しか服を買わない宣言をしている私ですが、今回なかなかGJでした。
でも普通夏服を買うものですよね、それがなんとコートを買ってしまったという・・・
ショーウインドーに飾ってあったコートに一目ぼれし、
これはどこの店の?と覗いてみると、どうやらすぐとなりのジル・スチュワートのものらしい。
しかもコートの下はキャミとミニスカート。思いっきり夏服にコートを合わせるというこの
大胆ぶっとびコーディネート、萌えました。
店員さんに声をかけ試着すると、すごくいいかんじ。
しかし高いんだろうと思いきや、定価の半額なので超超お買い得。
ってことで今回の戦利品決定。夏にコートを買ってくるという、そんな自分もまあ、らしいかと。
本当は久々にワンピースが欲しかったんです。今はもう半分おばさんですが、
若い頃は「自称ワンピースの似合う人」でした。自分の体型は小柄ですが足のラインだけは好きなので
よく着てたんです。しかし結婚以来一度もワンピ着用してない事に最近ハッと気づき、これではいかん、
と思ったんですよねー。 でも今回は「運命のコート?」と出会えたこのご縁を大切にします。
あー、やっぱり服買って袋下げて帰るの気分いいー
この夏も(着用は秋以降になりそうだけど)これで頑張れる、って気になれます。

 
七夕は靴下を星型模様にしてみました。桃はなんとなく気分で。 こっちは毎年桜桃忌シーズンのみ履いてる
                                       さくらんぼ柄スニーカーです。どっちもVANSです。

 
2005年7月7日 木曜日
今日は七夕じゃないですか。
私が年の行事で1,2を争うほど好きな七夕なのに、なんだかバタバタして実感がない。
お付き合い(=同棲ですが)初めて最初の2年目くらいまでは、
ますたーが七夕にちなんだ短歌をつくってくれたんです。
年に一度、その短歌をものすごく楽しみにしていたのですけど、最近はまったくなし・・・
いつか彼がなにかやらかしたら、「じゃ今年の七夕に短歌つくってくれたら許す」
とおどす準備は365日、四六時中、常にOKなんですが、特にそういう出来事もなく、また1年が過ぎました。
でもこれって一番幸せなことかもしれませんね、あ、今悟りました。
短歌をつくらない事をもって、最高級の短歌を彼からもらってるんだ。
来年も同じようなかんじで、何事もなく平和でありますように。
その幸せをちゃんと実感できる自分でありますように

私って最高におめでたいやつかもしれませんね(超笑)
ってことで皆様、良い七夕の夜をお過ごしください。

何よりお店が続いていき、来店いただくお客さんの拠り所でありますように☆

2005年7月5日 火曜日
久々の萌え萌えタイム展開(笑)
うちの店の同人誌を書いてくださったお客さんが来店。
ハウルにはまって各イベントに行きまくっているという事で、
お互いハウル様の魅力について語り合う。
友達とハウルとソフィーのコスプレしている写メを見せてもらったんですけど、
ハウルのコスプレ姿(しかも女の子!)すごいかっこいいんですよ。
結構ファンがついているとのことで、そりゃあ楽しいだろうなー、と。
そしてそのお客さんのソフィー姿の可愛らしいこと。
ついでにいろんなキャラの写メを見せてもらいましたけど、
あなたますたーよりナル度上だわ!みたいな(笑)
これは最遊記のキャラで、とか夢中になって説明してくれるその姿、萌えました。

ハウルにはまってしまった女子はフタをあけてみれば、あのかっこよさでなく、
ヘタレ具合に萌えた、という報告が数々あがっているとか。
なるほどー、やはりイケメンダメ男はいつの時代でも何次元関係なくモテますね。

今日ひとつ発見しました。吉祥寺にアニメイトがあるという事。
そんな事も知らなかったのー?と言われそうですが、
今度行ってみます。って行って何するというわけではないですが・・・

2005年7月4日 月曜日
昨日一回パソコンが壊れました。
またか、ついに、とがっくしだったのですが、
ますたーが店に夜19時くらいまでこもりきりで店番&メンテをして
なんとか復帰してます。
が、メールなど過去の一部のデータはぶっとび、
不安定な状態でいつ正式に故障されるかわかりません。
結構綱渡りですね。
何度も言うように、しばらく更新がとだえたら修理に出しているんだな、
と思っておいてください。

お気に入りのサイトとか友人のページとかも消えたので、
またURL聞くところからはじめなくちゃいけない・・・根気良く頑張ります。

お客さんから、「太宰治の画像付掲示板が盛り上がってるのご存知ですか?」
と聞かれ、「あ、あれですか?」と詳細を確認すると、どうやら私の浮かんだものとは違う様子。
さっそくその詳細を聞いてサイトを開いてみたのですが、
「その裏の裏なんです」とかどんどん飛んでいかないといけないようなので断念。
「きっと旦那さんはご存知だと思うので聞いてみてください」とのことなので
帰宅後さっそく聞いてみましたが、知らないとのこと。今度時間のある時にでもたどっていって
自分でみつけてみますとも。裏の裏の裏、までも

2005年7月2日 土曜日
実にヒマな土曜日。
晴れの週末だから皆お出かけかな?

「恐竜博2005」で国立科学博物館へ行ったんだけど、
あまりの人で断念して動物園行ってきました」と
大先輩が娘さんを連れて来てくださった。
小学1年の女の子、可愛い!
他にお客さんがいらっしゃらなかったので、ゆっくり話しできて私も楽しかった。
女の子はやっぱりいいですよ。
しかしさすが地理学科出身の先輩のお子さんだけあって、
「らくがきノートになんでも書いていいよ」と自由に遊んでもらったら、
そのノートには、なぜか「ぼすにあへるちぇごびにゃ つばる きりばす」
などマイナーな都市名の羅列・・・すごすぎる!
更にさりげなくその羅列が立て読み可になってる雰囲気。
6歳でただものではないな、と驚愕した私でありました。
「この恐竜博、明日で終わるんですけど、招待券、置いていきますね
もし行きたい方がいたらどうぞ」と
チケットを譲ってくださったのに、残念ながらカラぶりとなってしまいました。
しかしこのチケットは破棄せず、以後恐竜の本が入荷した時にさりげなくページに
はさむ、とか、「スー」のファンの方とか骨マニア?の方が来店されたらさしあげる、とか
有効に使わせていただきます。

2005年7月1日 金曜日
今日から7月!もう夏ですね。
お客さんが「これ、ちょっとおもしろいんですけど」と
「散歩の達人阿佐ヶ谷・善福寺川」2001年7月号」のあるページを開いてを見せてくださりました。
「平成の大文士が語る堕落的散歩論」と表して、太宰らしき謎の道先案内人が
阿佐ヶ谷周辺を案内していく、という記事でした。

「憂鬱なそぶりの似合う美男子で、しかし、とても大きな空虚を感じさせる人です。」

というその文章表現がとても気に入りました。
どこか寂しそうな人に惹かれてしまう私の原点は、やっぱり太宰かな、と改めて思ってみたり。

またまた偶然ですが、昨日お客さんにいただいたうさぎやのどらやきがそのコーナーに
紹介されていました。「文士御用達」のどら焼き、と。
武者小路実篤、棟方志功らもしばしば訪れたそうです。
阿佐ヶ谷、天沼あたりを散歩したくなりました。
中央線のひとつひとつの駅周辺、もっと探訪したいです。

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