2009年2月24日
本を買ってくださったお客さんからの嬉しい一言。

「お茶は家で飲む派なのでここでカフェを利用する事はないけれど、
毎日この店の前を通っていて、本を見ているので、
それで通ってる気になってしまっている。このお店はとても身近な存在なんです」

こんなふうに思ってくださるのはとても嬉しい。
街角の灯りになりたいという願望が叶っている事を実感するから。

中学生の子供さん関係で行事に日々忙しいお客さんからも
「お母さん友達とあの本屋さんの角でね、と待ち合わせたりよく話題にするんですよ。
街のマークになりつつありますよ」との嬉しいお言葉。
外側の世界の事はこういう機会にしか知れないので貴重。

お店の中から窓の外の雨を見ると、なんかホッとする。
みなさんどうぞ中にも入ってきてください、と思いながらも
もうちょっとこのままでいたい、という時もあって。

雨の日のコーヒーは美味しさが増しますよ。
昨日の日記にも書いた映画「西の魔女が死んだ」で
「おじいちゃんは霧を見ながら熱い紅茶を飲むのが好きだった」というセリフがあります。
三鷹では霧とは無縁だけど、そのシーンを見た時、
この店の窓ガラスの奥に霧が広がっていて真っ白な世界になるところを想像しました。
そんな日は来るのだろうか?
来ないとわかっていても、100%ではないから
その時をずっと待つのも素敵。
それこそ映画みたいにスモークを噴射してみるとか・・・夢は広がります。
霧は無理かもしれないけど、同じ白でも雪なら、確率が上がりますね。
でもなんでもない雨の日も時に絵画のような顔を見せてくれることもあるのです。


なんの変哲もないただの雨上がりの曇り空だけど、とても惹かれる色合いになってる。
こういうの見ると、ずーっと見つめてしまう。でもそれは一瞬で、
熱いお茶を淹れている間にはすぐ変化してしまうから、何もしないでただ見つめる。

明日は水曜日。
今夜はお休みの前の夜だから、ちょっと高いけどハーゲンダッツのアイス、
ブルーベリーチーズケーキでも買って食べることにします。
333円もするから、貴重に、ゆっくり味わっていただきます。


2009年2月23日
先日アップしたレポート、連休前になんとかまとめてしまいたい!と
夜遅くまでかかっていたせいか、意識朦朧とした状態で書いたみたいになってました。
誤字やjなんて直さないままになっていて。
改めてチェックしました。

散歩の達人ムックの「この街に住みたい」が発売されましたが、
そこの三鷹のページで当店が紹介されています。
書店のみならずコンビニでも販売していて、今なら面出しになっているところも
多いようなので良かったらチェックしてみてくださいね。

「おくりびと」がオスカー獲りましたね。こういうおめでたいニュースはいいですね〜。
新聞読んでても暗いニュースが最近多いですから。
「死」をテーマにしたものに触れる機会が続いて、ちょっと考えさせられた。
死ぬことってものすごく恐怖だった。今も、だけど。でもいつか必ず来る事なんですよね。

「西の魔女が死んだ」でも、おばあちゃんが死について話すシーンがあった。
魂の本質は成長することだ、って。例え肉体が滅びようとも魂は旅を続ける。
「幸福の王子」を読んでいて「死は眠りのお兄さん」という言葉を見つけた。
死についての言葉を読んだり映像で見たりの繰り返しで心に積もっていくものによって
「死」を「旅立ち」に変換できるような、そんな気がする。
その瞬間だけで、また恐怖感が襲ってくるかもしれないけど、
基本的に毎日の中で死について考える時間など忙しくしていればあまりない。
こういう時に時々思い出すだけでいい。

今朝「高校教師」の再放送見た時も色々考えさせられたんだよなー。
桜井幸子と真田広之が青海川駅のホームに立っているのを上から
波しぶきと一緒に映すシーン、すごくきれいではっとした。
カメラワークが実に良い。
ドラマの主題歌を歌った森田童子さんは太宰のファンのようで、
「グッドバイ」とか歌詞に太宰という言葉を使っていたりします。
「ダザイ」という言葉がメロディーに乗るとどんな響きなのか、機会があったら
実際に聴いてみたいと思います。



2009年2月19日
連休を終えてお店に到着。
ポストに嬉しい頼りを見つける。
津島さんが近くの市役所に来られたようで、
以前にお店でご一緒に写した写真を届けにここにも立ち寄られたよう。
太宰検定のテキストがもうすぐ完成するようです。
先日お客さんで「テキストはまだでしょうか?」と問い合わせがあったところなので
ナイスタイミングでした。

先日産経新聞に掲載されたお店の記事を見て、千葉の方が大切にしてた太宰の書籍を
このお店の片隅にでもどうぞ、と送ってくださった。
手に入れた時のエピソードが書いてあって、どうしても欲しくて、所持金がなかったから
時計を質にして購入した本なのだそうです。
貴重なものを感謝です。皆さんに観ていただくように太宰コーナーに置かせていただきます。

今回の記事掲載は、お店に来店されるお客さんからは「見ましたよ」という声はないのですが、
ハガキやお手紙、電話で激励していただく機会が多いのです。
中でも内容は励ましで嬉しいものなのですが、どうも宛名に気になる文字があるハガキが1枚。
普通ハガキの表には「みゆき様」と書くじゃないですか、それが「みゆき姫」になっていて、
宛名に堂々とだし、これは意識してのものでしょうか?それとも何かの間違い?
とハガキの前でしばし立ちすくんでしまいました(笑)
42歳で姫、というのもちょっとくすぐったいですが・・・応援ありがたいですね。

大宮ツアーに参加してくださった方がご来店。
今度は天下茶屋コースでツアーに行きたいととてもはりきっておられて、
「市にマイクロバスが借りられる制度があったと思うので調べる」
なんてかんじで、つい先日ツアーが終わったところなのに
既にガソリン満タンというかんじ。
この春にやろう!みたいな、勢いだったので、期待を裏切るようで申し訳ないけれど。
「すいません、外のツアーは年1回くらいで、次は来年くらいのつもりで考えてます」
とお伝えしました。その時までそのパワーを温存しておいてくださいね、と笑顔で。
でも気持ちわかります。文学散策ツアー、楽しくてやみつきになりますよ〜。

連続してまたツアーの参加者さんがご来店。
青森のご出身ということで太宰を読み始められ、
1月に初めてうちのお店に来てくださって、それからますます太宰との縁が深まっているようで、
太宰展や神保町で購入した本にはさまっていたものの偶然のエピソードなどをお聞きする。
大宮ツアーに行けて本当に良かった、またイベントに参加したい、と
言ってくださってとても嬉しかったです。

結構連休明けはめまぐるしくお客さんが来てくださって、昨日までの2日間との差が激しく、
冬なのに汗かいたくらいでした。でもこのメリハリ感が心地いい。

普段はバラエティ番組を見ないのですが、休みの夜にコタツでポテチでも食べながら
ボーッと見るのは結構好きです。特に連休の火曜の夜は、至福の時間です。
火・水とやたらテレビでチュートリアルの徳井さんが出てて、
木曜日の朝起きたら、好きになってました・・・私って相変わらず簡単。
まあ好みの共通のタイプですよね、横顔が妙に色気があって、白黒が似合うかんじ。

私って関西出身なのにお笑い番組とかあまり見ないからこのかんじは久々です。
そう、中川家のお兄ちゃん以来!
あの頃はまだ動画がこれほど普及してなかったからレンタルせっせとして見てましたが、
今は動画で見れますからね。色々見てます。

あー、でもマズイな、ってかんじ。
徳井さんの場面だけの為に今後も1時間番組を無駄に見そうな予感が・・・
まるで沢村一樹の場面だけの為に「キイナ」を見てるのと同じ。
沢村さんはセクスィー部長とかは実はよく知らないんですけど、あのエクボがいいのです。
そして水曜日「東京カワイイTV」を見終わって眠りにつくのでした。
ちょっとダラダラしすぎた感もありますが、たまには休息をたっぷりと。
その分お店のある時にメリハリをつけよう!ってことで。




2009年2月16日
大宮ツアーも無事に終了し、バレンタインデーも終わり、
すっかり春が近づいています・・・が、厳しい花粉症の季節到来でもあります。
今日は目が痒く、くしゃみも連発、鼻もムズムズ、春はこれだから、やっぱり冬がいい。
でもそんなことを忘れさせてくれるのが桜。もうすぐ咲くと思うと今から楽しみです。

大宮ツアーですが、実り多き1日になったと感じています。
とにかく案内人のTAMAさんのおかげです。
準備完璧、当日も順調な流れで、各々に資料ファイルまで用意してくださって、
満足いくツアーになったのではないかと思います。

コラボという形で外に出るのは初めての試みだったのですが、やってみて良かったです。
ほとんど私は何もしていないのですが・・・
さっそくレポートを書きました。ツアーは終わりましたが、
なんだかこれからの方が発展がありそうなので、その都度徐々に書き足していきます。

明日明後日は連休です。
木曜日からまたよろしくお願いします。お店でお待ちしております。


2009年2月8日 日曜日
おかげさまで5日に開店7周年を迎えることができました。
ここまで来れたのも、お店に足を運んでくださる方々がいらっしゃったからです。
心より感謝いたします。


きれいなお花をいただき、お祝いの言葉をいただき、記念日を実感。
コミュニティセンターの近くの「さくらのみち」も今日が開店記念ということで、
「おめでとうを言いに2店はしごしてきました」というお客さんもいらっしゃいました。
道中で花束を2つ抱えてらっしゃったところを想像すると、なんとも微笑ましい。
偶然なんですよね、お店を開いた日が同じって。
店主さんの笑顔を思い出してまたあたたかい気持ちになる。

7周年ということを何も知らずに初めて来てくださったお客さんもいらっしゃって、
本が今日は3割引だと告げると大喜びしてくださったり、
京都ご出身だというお客さんと地元話に花が咲いたり・・・
なんだか終始気分がいい。
花が飾ってあったのがムードを和らげたのか、文字通り薔薇色の記念日となりました。
抱えている問題は数多いけれど、今日だけはちょっといい気分に浸ってよう、みたいなかんじで。

7年間、この場所で何人の人とお話できただろう・・・
積み重なっていっているたくさんの思い出、また重ねていくだけ。私を支えているその時間たち。
7年前に今日の気分は「船出」と書いたけれど、まだまだ行きますよ。ゆっくりでもいいから進むだけ。

金曜日、産経新聞の取材があって、いろいろな質問を受けたのですが、
初心を再確認できたようでタイミング良かったです。
お店を開く動機だとか、関西から引越しまでして、という思い切りだとか・・・
来週末(14日あたり?)に出るかもしれませんので、新聞をとってらっしゃる方は見てくださいね。

新聞といえば、お客さんからこんなサプライズなものをプレゼントしていただきました!


新聞紙で作られたエコバッグなのですが、よ〜く見てください、
うちのお店が読売新聞に載った時の記事を使用してできたものなのです。

ちょうどポケットになっているので携帯電話も入れられます、とのこと。
すごいですよね〜!驚きました。
あと3つほど他の記事で作られたエコバッグが今お店に飾ってあります。
「欲しい人がいればあげてください、例えば外国人の方とかこういうの好きでしょ?」
とのことですので、他の記事のエコバック、欲しい方は声をかけてくださいね。

あと昨日の土曜日、前にも来てくださったロシア人の方が、
「フォスフォレッセンス」をロシア語に翻訳したものをプレゼントしてくださったのです。


2冊のノートに書かれてあります。ロシア語はわからないけれど、
字の流れを見ているだけで、なんとなくフォスフォレッセンスっぽいかんじが伝わってきますよ。
太宰コーナーにて、ご関心のある方、ロシア語が読める方、ご覧になってください。

7周年にも実感したのですが、この場所で「フォスフォレッセンス」を続けられること、
主である事、ほんとに幸せものだと思います。あとは向上心を忘れず、
まずは目標である赤字脱出ですね。あ、これ一番大事ね・・・
深刻であるべきなのに危機感がなさすぎなとこもなんとか改善しましょう、はい。

さて、イベントが近づいています。
一応本日が締め切りなのですが、まだ定員に達してませんので、
行きたい、という方は明日月曜日9日の20時までにお知らせください。
水曜日、とても楽しみにしています。今日みたいな陽気に包まれていたら最高なのですが、
どうも天気は下降気味?ま、しっとりと曇り空や小雨の下での街歩きもいいものですけどね。

今夜も満月がきれいです。って月の話ばっかりしてるな〜
8年目もどうぞフォスフォレッセンスをよろしくお願いします。



2009年1月26日 月曜日
お客さんから生誕100年で何かやるの?とよく質問を受けるのですが、
特別企画が決定いたしました。
前にも日記で書いていた、読書会のアウトドア編を行います。
「人間失格」は以前に読書会での作品テーマにしましたが、
今度はその執筆の地となった大宮の、太宰ゆかりの地を巡る文学散歩という視点で
考察していきたいと思います。
というのも私はほとんど何もしていなくて、企画・企画書・案内チラシ・資料製作、
すべて案内人のTAMAさんがしてくださったので実現するもので、おおいに感謝しております。
資料ファイルを太宰コーナーに置いていますので、興味のある方は見てくださいね。

私にとっての大宮・・・その地に降り立った事は一度もないです。
以前に軽井沢へ日帰りで行った時の乗り継ぎで時間つぶしに駅前をウロウロしたくらいかな。
だからこそワクワクしています。未踏の地を歩く時って新しい空気を吸っているようで、
あの清々しさは何度味わっても良いもの。
年末に太宰展で見て震えた美知子さんへのハガキは、大宮の街のどのポストから
投函されたのだろう?とか
氷川神社の闇市で見た珍しい魚ってどんなものだったんだろう?とか
思うところは色々ありますが、当日まで色々と下準備しようかと思っています。
ツアーの詳細はイベントページでご覧ください。

土曜日の夜、雪が降りました。
昼にも少し降ったんですけど、夜の23時すぎくらいにスーパーに行こうと外に出ると
ハラハラ〜と白いものがまさに降ってきた、というかんじにゆっくりと落ちてきて
昼間のよりもすごく優しい雪でした。

私は経験した事ないけど、よくドラマなんかである、恋人同士で一緒にいて、
空から雪が降ってきて自然に寄り添ってしまうシーン、
いつも嘘っぽいかもなんて斜めに見てたけど、ああアリかもな、と思った。
夢見る乙女のような事ばっかり言ってる私が言うのもなんですけど、
ほんとに現実にある魔法みたいな降り方する雪だったんです。
いつもより優しくなれるような雪。
幻想的な一面真っ白な雪を見たこともあるけど、そういうのは目の前にするとかえって声が出ない。
この日の雪は生活に寄り添った雪で・・・何が言いたいんだ、ってかんじですが
花火みたいに一瞬すべて忘れるような雪だったので印象に残ったんです。


2009年1月24日 土曜日
お餅ばかり食べてない?ちゃんと栄養のあるもの食べてる?
とお客さんから心配されました。大丈夫です。
お餅は今はゆであずきブームは一旦落ち着いて、砂糖醤油にハマりだしています。
これは子どもの頃から好きだったし、あのお餅のやわらか〜い一番美味しい部分は
やはり砂糖醤油が一番なのではないかと思います。すごく幸せになれますね。

でも今年に入ってたしかに炭水化物ばかり食べている。
一回だけすごく高級なものを食べた。
義姉が東京に遊びに来た時、差し入れでデパ地下の高級弁当をいただいたのですが、
普段こういうのを食べていないので心して食べた。
やっぱり違う。一口ずつ噛みしめながら、なんて美味しくて身体にスーッと消化して
その後必ずいい養分になっているのがわかる〜!ってかんじで感激しました。
おおげさでしょうけどね。

新宿あたりのデパ地下に行くと色々見るだけでたのしいし、
スイーツを持ち帰るとそのふわふわしたものがケーキの箱と一緒に
家まで持ち帰る事ができていいんですよね。
バレンタイン前あたりに自分へのチョコをご褒美できるように、
快適に大宮に行けるように、それまで普段を頑張ろうっと。

そうそう、割安クリスマスケーキはゲットできた?とも聞かれました。
実はいつまでもそんな事言ってるからうだつが上がらないんだろうな、と
突然思いまして、今年はイヴ当日にクリスマスケーキをゲットしたんですよ。
たまたま水曜日だったもので、リサーチ?も兼ねて街に出たら
すごいんですよね、イヴの日の活気って。ケーキの受け取りもすごく並んでるし。
でもキラキラしたものにええい、このまま巻き込まれてしまえ、って勢いも時には大事。
イヴ当日に食べたケーキはとても美味しかった。
冬の花火も見れたしね・・・
どんなに現実が厳しくても、人ごみに紛れて帰宅する時間や
帰宅後ゴミ出しの準備とかする気力がなくてくたびれまくっていても、
花火を見てる瞬間は何もかも忘れられるから好き。
すごく短い時間でも。

しかしせこい私はこのままじゃ終わらない。25日にケーキの売ってそうな
お店、コンビニ、ひととおり近所はまわりましたが、
最近は25日でもケーキ定価販売なんですね・・・
すごくホッとしました(笑) 値引きされてたら悔しいし。
ホントはたまた行った店だけがそうで、大抵割引で売ってるとしても、
勝ち組と思っときましょ、ってことにした方が気分良いし♪

と、もう1月も終わりなのにクリスマスの話題してるのもダサいですね・・・
そういえば今年の手帳をまだ買えてない私です。
だってまだどこも値引きしてないんですよ!もうちょっと待ちます。
それともケーキも手帳も私がゆく道が外れすぎなのか??
手帳は大切。1年の時を刻んでゆくもの。焦って後悔しないよう
慎重に選びたい。

お客さんに「もう今年の手帳買いました?」とお聞きすると
「買わないです。最近は携帯に機能があるからそれで十分です」
なるほどー、機械オンチの私には遠い道だけど、それと日記1冊買う方がいいかもしれない。
とりあえず今年は手帳を買おう。次にお店に行く時は安売り始まってますようにー


2009年1月19日
右クリックがうまくいかないのですが、なんとかマウスで操作できるようになりました。
今は普通にパソコンが使える事が嬉しくってたまらない。
最近は朝起きて頭痛もなく体調がいいだけでなんか嬉しいし、
トイレに行ってちゃんと水が流れてくれたり、電子レンジが動いてくれたり、
そういう当たり前な沸点低いところで幸せを感じるおめでたいかんじの毎日です。

ハマってるのはお餅。
やっぱりどんどん過ぎていくお正月、新年気分を持続させてくれるのはこのアイテム。
それとゆであずきの缶。この2つさえあれば1月のおやつタイムは充実。
お餅といえば過去の話だけどこの時期、よくもらいものがあって、それがすごくおいしかった。
あずきがもともと入っていたりして。大体ちゃんと餅つきしたものとかだから
なんか人が楽しんでできたもの、、また元気で正月を迎えられた事の
喜びみたいなものが詰まってる気がして余計に美味しかった。

今年はそんな事を思い出して、そういえばお正月なのにお餅食べてないな、と思って
スーパーで自分で買った。一袋に20個くらい入っていて400円しないってよく考えたら
これすごいお得。ゆであずきの缶も189円だし。
パックのやつじゃなくて、あえて缶。
ゆであずきは田辺あつみの好物だったらしいので、やっぱり「ゆであずき」と書かれた缶がいい。
少しお水を足して鍋でグウグツ煮出した頃に、トースターで焼いたお餅を入れる。
ふうふう言いながら食べるとすごく身体があったまります。

13日の日記といい、自分の事ばっかり書いてますね・・・
太宰ネタはなんだか満載すぎておいつかないかんじです。
映画化も増えているし、漫画も。あ、モーニングは読みました。
面白かった!ツボがたくさんありました。
例えば先ほど出た鎌倉での田辺あつみの着物の裾が絞ってあったところとか。
太宰に愛情がある人の書いたものだな、という数々のツボが。
次回が楽しみです。

前にも日記でお知らせしていた「カチカチ山」の本が完成したという事で、
当店でも販売させていただいております。
素敵なイラスト満載で魅力ある1冊に仕上がっています。
是非手にとってみてくださいね。

表紙・裏表紙はこんなかんじ。


パブリック・ブレイン発行 1500円(税抜き」です。

一度テレビでうちのお店が紹介された時に一緒に紹介されていたので、ご存知の方も
いらっつしゃると思います。あの絵本が完成したのです。

静岡から、今年は是非三鷹で太宰作品の朗読を行いたい、という方も来店されました。
地元ではもう何度も朗読されている方で、今年はやはり生誕100年なので、
是非、この聖地、三鷹で実現させたい、との事。
そうか・・・私は住んでいるけど、聖地といえば聖地だよな、と忘れかけていた事を思い出す。
何度も満面の笑みで「嬉しくなってくる」と太宰コーナーを見つめながら言われていたそのお方は、
朗読をする場合、例えばメロスなら1冊まるごと全部暗記するという。
三鷹で開催実現の暁にはまた報告します、とのことでした。

朗読といえばこの人、原さんも来てくださって、たくさんお話をした。
他の太宰好きなお客さんの間でも、最近何を見てもよく原さんが出てる、と話題。
声に出して読む、朗読が好きな太宰は、きっと
こういう女性に自分の作品を読んでもらえる事を絶対喜んでいると思う。
2月19日(木)の作品朗読ライブの告知チラシを店頭に置いています。
また今回は別にTIMEの表紙のようなデザインのオリジナルのものも店内に貼りだしています。
かっこいい仕上がりですよ。

やはり生誕100年の影響か、このところ太宰ファンの方がよく来てくださります。
「来れてとても嬉しい」という言葉を聞いて私も励みになるし頑張れる。
そして太宰に心から感謝する。太宰文学の恩恵を受けてお店が生かされている。
また常連の方も太宰情報を色々持ってきてくださり感謝です。
東奥日報の太宰に関する連載のコピー、この連休で読ませていただこうかと思っています。

久しぶりに来てくださったお客さんに、「去年は堅い話ばっかりしていたので、
今年は何か変わりたくて、話が可愛くて柔らかい人に会いたくて来ました」と言われて
そういう時に思い出してくださるというのが素直に嬉しかったです。
気になる本があったようですが、「あ、また堅いもの。ダメだ、やめとこう」となって棚に戻され、
本が少し残念そうにしてましたが(笑)
旅の話題になってみてはじめて横浜・八ヶ岳・鎌倉、と去年は
行きたい所に割りと行けてたんだな、と改めて思った。
今年はどうでしょう。行きたいところに行けるかな?
1月くらいは期待でいっぱいでいよう。
まずはゆであずきとお餅を飽きるまで味わいながら・・・
では今年初の連休でございます。木曜日からまたよろしくお願いします。



2009年1月13日
明けましてもう13日でございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、マウスが言うことを聞かなくなりまして、
キーボードの真ん中のところをさわさわしながらなんとか動かしている次第であります。
コピペなどは全くできない状態です。
なんでこうなるの?と、動かないカーソルにさすがの気の長い私もイライラして
ますたーに問い詰めると、マウスの裏側が割れているのが原因らしいです。

新しいマウスに交換しましたら、またさくさくと日記をアップしたいと思っております。
毎日元気に営業しておりますのでどうぞご心配なく。
1月はますたーが土日も仕事だそうで、今のところ日曜日も私がお店にフルで出ております。
風邪も引いていなければ、シャキッともまだ出来ておりません。
連休ではいつもリフレッシュする筈の私が、今回はちょっと勝手が違って、
結局寝正月になってしまったのです・・・

5日に仕事始めをして、あ、こっちの日常の方がいい、とはじめて思いました。
正月休みは初売りのデパートに行っても全然気が晴れない。なんだかさびしいようなかんじ。
普段ウインドーショッピングだけで極上の気分にいつもなれる私が、です。
ちょっと変化を感じました。
ま、多分単に買いたいものが買えないからだと思います。
新品のシーツを買えるようなお正月を迎えたい。そんなささやかな夢も叶わない。
でもそれだけじゃないかな。

お正月などの非日常ものはすべて大好きな私は過去のものとなったのか?
ましてや連休、いつもより自由な時間は増える。
しかしフタを空ければ寝てばかり。トシのせいもあるのか、このところの悩みは
すぐ寝てしまう事。起きて食べて、また眠い。
大掃除の進行も計画の半分以下、いや、もっと以下・・・
なかなか弱い自分をそう一気には変えることができないでいますが、
とにかく連休が終わってお店の日々に戻ってホッとしている、
お正月よりきっといきいきとしている、というのはこのうえない幸せなのだろうな、と感じています。
非日常よりも日常を愛せるなんて。
今年もただこの道を歩いていくのみ。以前よりももっとあごを上げて、前を向いて。

家で寝てばかりいたら、この煌々と輝く月を見れていない。
寒さがつのるほど、夜空が美しくて、お店の帰り道が楽しみになる。
暖房を切って、電気を消して、カギをしめて外に出ると、真冬の冷気が身体に遠慮なく染みてきて、
そのかんじが心地よくてやみつきになる。
そして星を、月を見上げる。やっぱり冬が一番好き。

営業して1週間、たくさんのお客さんが来てくれた。
懐かしい人も来てくれた。「ほんとに変わらないね〜」と言われて
いい意味でも悪い意味でも変わらない、ってことが私の特徴だろうなって思った。
変わる私、変わらない私、この日常がどう流れていき、
今年はどんな1年になっていくのか、自分で自分を面白がってる。
よろしければまた今年もお付き合いください。
ここ最近のニュースやいろんなことはまたおいおいと。

中央のさわさわする部分(名称なんて言うんだろう)だけで打つと時間がかかったけど、
年が変わって一発目の日記には相応しい苦労だ(笑)
苦労が?実る年になりますように


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